貼り箱は自作もできますが、きれいに作るのはなかなか手間がかかりますので、一つひとつ丁寧に仕上げていきましょう。
主な材料は芯材となる厚紙と表面を包む紙、接着剤です。
接着剤のおすすめは木工用ボンドと水のりを混ぜることです。
芯材は厚み0.4~0.5mmくらいの厚紙、包装紙は薄いものが比較的扱いやすいですが、後ろが透けてしまうものはおすすめできません。
どちらも型紙に沿って、サイズを間違えないようカットすることが大切です。
木工用ボンドと水のりを混ぜるときはだいたい1:1くらいで、しっかりよく混ぜ合わせ、硬めの平筆で塗りましょう。
四方ありますが、のりは1ヶ所ずつ塗ってください。
包装紙を箱の内側に折り込む時は、ふちの中心から少しずつ抑えるとシワがよりにくいです。
貼り箱を美しく自作するのは簡単ではありませんが、多少ズレがあったりシワがあったりしても、この世に一つだけのオリジナル作品になることは間違いありません。